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    受賞

    學生の中村さんが令和2年度応用物理學會 北陸?信越支部學術講演會において発表奨勵賞を受賞

     學生の中村 航大さん(博士前期課程1年、環境?エネルギー領域大平研究室)が令和2年度応用物理學會 北陸?信越支部學術講演會において発表奨勵賞を受賞しました。

     応用物理學會は、半導體、光?量子エレクトロニクス、新素材など、工學と物理學の接點にある最先端課題、學際的なテーマに次々と取り組みながら活発な學術活動を続けています。
     北陸?信越支部発表奨勵賞は、応用物理學會北陸?信越支部が開催する學術講演會において、応用物理學の発展に貢獻しうる優秀な一般講演論文を発表した若手支部會員に対し、その功績を稱えることを目的として授與されるものです。
     今回、令和2年度応用物理學會北陸?信越支部學術講演會は、11月28日にオンラインで開催されました。

    ■受賞年月日
     令和2年11月28日

    ■発表題目
     封止材無しn型フロントエミッタ型結晶Si太陽電池モジュールの電圧誘起劣化

    ■講演の概要
     近年、太陽光発電システムの導入が急増しているが、そのほとんどは、モジュールに封止材を有している。封止材を有した結晶シリコン(c-Si)太陽電池モジュールは、いくつか問題點があり、その一つである電圧誘起劣化(PID)は、太陽電池モジュールのアルミフレームとセル間の電位差に起因して性能が低下する現象である。PIDは、Na+侵入や電荷蓄積が封止材を経由して起きるため、封止材を無くせばこの問題は解決できると考えられる。本研究では、今後の普及が期待される、n型c-Siを基板に用い、光入射側にp型エミッタ層があるn型フロントエミッタ型c-Si太陽電池モジュールを作製し、封止材の有無がPIDにおよぼす影響を調査した。封止材の無いモジュールでは、SiNx膜からの電子移動やNa+の侵入の経路が存在しないため、性能低下が抑制できた。また、わずかに電荷蓄積型のPIDが見られたのは、リーク電流の経路を介してSiNx膜から電子が流出することにより正電荷が蓄積し、表面再結合が増大したためと考えられる。

    ■受賞にあたって一言
     この度、応用物理學會北陸?信越支部學術講演會におきまして、発表奨勵賞を頂けたことを大変光栄に思います。ご指導いただいた、大平圭介教授、Huynh Thi Cam Tu特任助教ならびに研究室のメンバーには厚く御禮申し上げます。本受賞を勵みに、今後もより一層精進して參りたいと思います。

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    令和2年12月7日

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